「なんばの頂き」

「星霜なる追憶」

「北の国」

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    そうです。これほどまで今は就職氷河期なのです。

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    映画館や劇場で騒がしくぺちゃくちゃとしゃべっていませんか?
    そんなあなたはすでにロックオンされています。
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    富士山に登る前には必ず読んでください。求人も出していますが、これは本気です。

    富士山をなめてたらけがするぞ!

ストーリーのお時間だボン

求人を眺めていたら、「谷川組若頭募集」という求人があって即募集した。

それから10年がたった…親父は、俺が目を離した隙に白間組の射程にやられてしまった。
親父の死ぬ前の遺言である

「俺の娘を…頼む」

を聞き入れた俺は、足を洗って今南船場で船の運転手をしている。

親父から託された娘ももう18歳高校生だ。
この地もいつの間にか谷川組の縄張りとかし、
白間組は解散し、この町にも平和が訪れた。あの射程がムショに入って早10年。
彼の出所と共にこの町が再度荒れるとはだれも予想しなかった…

船の運転手をしながら、釣り仲間に求人を紹介していく。
仕事終わりに自分の娘と託された娘が仲良く働くバーで一杯バーボンを飲む。
この瞬間が今自分の幸せと感じられる時間だ。

しかし、思い返すだけで煮えくり返るあの射程が、出所しただけでなく
俺の娘のクラスメイトを誘拐したという知らせが入った。

目的は、俺なのか…もしや…秘密がばれたか…

焦りから力が入り、飲もうとしていたバーボンのグラスを割ってしまう。

あの秘密(託された娘の正体)がばれれば、この町にまた争いが起きる。

親父と交わした約束、そしてわが子のようにかわいがっている娘を守れんで、
親といえるのだろうか。

白鞘のドスを鞘から離し覗き込む。刀に映った俺は…いつの間にか10年前の自分に戻っていた。