「なんばの頂き」

「星霜なる追憶」

「北の国」

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    そうです。これほどまで今は就職氷河期なのです。

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    富士山に登る前には必ず読んでください。求人も出していますが、これは本気です。

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続編:それぞれの朝

朝5時…

夜は人で賑わっていた道頓堀もまるで何かの前触れを恐れるかごとく静かになっていた。
道頓堀の橋の下にいる職にあふれたホームレスが
求人チラシを体に巻き寒さをしのぎながら、
これから起きる何かに怯え走り逃げる。

橋の上には、龍が率いる白間組。

反対側には彩がいる。その隣には、銀二の姿が。

「銀二さん…かたぎになりはったみたいですなぁ。
でも、わしにとったらそんなのかんけいありまへんねや。
わしの前におるのは、わしの足をだめにしてくれた谷川組の銀二なんですわ。

えらい遠回りしてしまいましたが。これでようやく決着つけれますなぁ」

前へ出ようとする銀二を彩華が止め、彩華は龍の元へ歩み寄る。

「あんただけは絶対に許さへん!菜月は関係ない。狙いは私やろ!おっちゃんは関係…」

「ガキがやかましいんじゃい!お前に興味はないんじゃ。」

龍が罵声を浴びせながら空に銃声を鳴らす。

怯える彩華を銀二が支える。

突如後ろからパトカーのサイレンの音がする。

動揺が走る中、龍の手下たちが菜月を開放すると同時に彩華をとらえて黒いワンボックスへ連れて行く。

龍は銃口を銀二に向け

「銀二さん…港の第四倉庫でまっとりますわ。そこで決着つけまひょか・・・」

朝日が昇ろうとする中。黒いワンボックスと共に龍が去る。

きつく握られた銀二の拳に力が入る。