「なんばの頂き」

「星霜なる追憶」

「北の国」

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打ちひしがれる気持ち

悲しみに耐えていると、心の中で
「なんで自分だけがこんなことにならないといけないんだ?」
「どうして・・・信じていたのに。」

と誰かを攻める気持ちでいっぱいになる。こぼれた涙が机に落ちる。

ここで泣いててはいけない。そう思い外へ飛び出し、家に向かう。

雨の仲傘もささずに自転車で帰る途中にダイソーの求人が目に入ったが、何も感情が生まれない。

ただ、あふれる涙を止めることだけで精一杯だった。

そんな中、心のなかで何か黒いものが生まれていた。しかし、それが何かかはわからなかった。いや、わかろうとする余裕がなかったのかもしれない。

次の日、大学の講義を受けていても何も入ってこない。ただ、あの時から時間が止まったままだった。動けない自分がどことなく当たり前のようにいた。

「曽我くん。ちゃんと授業聞けてたかい?」

いつの間にか授業は終わり、気がついたら教授が目の前にいた。
私は、一年の時からこの先生の授業を受けており、いつも授業の後にはわからないところがあれば質問をしていた。

「今日は、ちょっと授業ちゃんと聞けてなかったです。すみません。」
正直に言うことが今の自分にできることだった。

「そうか、時間があるなら研究室においで。そこで復習しよう。」
教授はいつもどおり私を研究室に呼んでくれた。

その次の授業を受け、4時限まであった今日のカリキュラムを終了させ私は教授の研究室に向かった。