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教授からの謎

教授は先程よりも強い口調で私に言った。

「今君が抱えている感情をもとにして強くなればいい。その感情は間違っていない。その心にある『憎しみ』こそが人を強くする。憎しみを抱き『復讐心』にそれを変えるんだ。ただし、その感情が犯罪に手を染めてしまうといけない。相手を見返すだけでなく、居場所を奪う程の力を身に付ければいい。」

そう言われて、自分を変えようと決意し、私は教授の研究室を後にした。

大学の9号館ロビーにあるパソコンから求人サイトを見て、失恋とともにやめてしまったバイトの次を見つけようとしても、なかなか見つからない。

頭のなかに教授の言葉が浮かぶが、今の自分にそれ程の強さを身につける方法など見つけることができなかった。

その言葉の意味がわかっていても、その言葉をどのように形にし、答えを出すのかがわからずにいた。

そして私はまた教授の研究室へ向かった。

教授とともに民法90条公序良俗の解釈について質問に行った。
拡大解釈をすればきりがないこの条文をどのように折衷説を出していくのか。

教授ですら答えはわからなかった。

議論は棚上げになり、紅茶を飲みながら雑談をしていると教授から

「強くなる答えは見つけれたかい?」

と質問が来た。